買ってきたお肉を調味料に漬け込んで冷凍。使いたい時に解凍して焼き上げたり、少し手を加えてアレンジもできる便利な下味冷凍の種類を紹介します。
「ニンニク+醤油」に漬け込む
ニンニクスライスに醤油を加えたものに、一口大にカットしたお肉をまぜて下味をつけておくだけ。
ニンニクが肉の旨味を引き出し、比較的スタンダードな味わいなので、どんな料理でも相性が良いです。
例えば、鶏もも肉をニンニク醤油でつけこんで冷凍保存。解凍したものに片栗粉を加えて揚げれば鶏の唐揚げに。
豚バラ肉を漬け込んでおけば、野菜炒めのベースのお肉にしたり、チャーハンの具材に入れても美味しいです。
「甜麺醤+醤油+砂糖」に漬け込む
甘口の甜麺醤に醤油と砂糖をプラス。特に牛バラ肉などの牛肉の下味ベースにして、フリーザーバッグに入れて冷凍保存しておくのがおすすめ。
解凍したお肉を鍋に入れて水と醤油&砂糖で味を調整してスライス玉ねぎを一緒に煮込めば牛丼に。辛味のあるコチュジャンを加えて、カット野菜と炒めると中華風のピリ辛な炒めものにもできます。
ちなみに、甜麺醤がない時には、味噌2(できれば赤味噌):醤油0.5:砂糖0.5:ごま油数滴を加えて混ぜると、甜麺醤の代用品として使えます。
「醤油+砂糖+みりん」に漬け込む
和風系調味料の代表的な組み合わせ。
鶏肉を漬け込んで冷凍しておいて、冷蔵庫で半日解凍したものをフライパンで焼き上げれば、簡単照り焼きチキンが出来上がります。
豚ロース肉を漬け込んでおいたものをフライパンで炒めて、仕上げに生姜のみじん切り+みりん+醤油を加えて煮詰めていけば生姜焼きにも。
日本人に馴染み深い味なので、使いやすい下味ですね。
「塩麹」に漬け込む
鶏肉、牛肉、豚肉どんなお肉でもOK。塩麹とお肉を混ぜてフリーザーバッグに入れたら、少しモミモミしてから冷凍保存するだけ。
塩麹の力で安いお肉もジューシーで柔らかな仕上がりになります。
塩麹で下味がしっかりついているので、基本的に味付けは不要。鶏肉塩麹を片栗粉と混ぜて揚げれば塩麹の唐揚げに。フライパンで漬け込んだお肉をそのまま焼いても美味しいです。
普通に焼くと塩麹で焦げ目が入りやすいので、キッチンペーパーの上にのせて焼いたり、少量の熱湯を加えて蓋をして「蒸し焼き調理」で火を入れるのがおすすめ。
「カレー粉+ケチャップ+ヨーグルト+ニンニク生姜」に漬け込む
カレー粉にケチャップとヨーグルト。すりおろしたニンニクと生姜をフリーザーバッグに入れてお肉を入れて漬け込み冷凍します。
鶏肉を漬け込んだものを解凍してオーブンで焼き上げればタンドリーチキンに。鶏肉以外でも豚バラ肉に下味をつけても美味しく、細かく亀山でご飯と一緒に炒めれば、カレーピラフにもできます。
「ケチャップ+玉ねぎ+ニンニク」に漬け込む
玉ねぎとニンニクのすりおろしに、ケチャップを加えてフリーザーバッグに入れて漬け込みます。
解凍したお肉を玉ねぎ、人参、ピーマンと炒めて酢醤油で味付けし、水溶き片栗粉でとろみをつけたら酢豚に。
コンソメスープと一緒に煮込んで、ミネストローネ風のスープに。炊いたご飯と焼いたお肉をボウルの中で混ぜてバターを加えてケチャップライス。
子供も大人も大好きな味で、「お弁当用のおかずの逸品」や「あと1品おかずが欲しい!」という時言にも、ストックしておくと時短でおかずが作れます。