1週間分の料理を1日でまとめて作りおきしたい!という時に。
なるべく短い時間で、何品もの料理を一気につくるためのポイントをまとめました。
1.まずは2〜3日分から始める
「まとめて作ること」に慣れてないうちに、1週間分をまとめて作る!は少しハードルが高いかもしれません。
まずは、自分が無理のない範囲で「とりあえず2〜3日分だけ、まとめて作りおきしてみよう!」という所からのスタートがおすすめ。
最初に無理をしすぎて挫折してしまうのを防げたり、実際に作りおきを完成させて「作りおきは便利だなー」と、やるメリットを理解できる所も良いです。
時短で作る目線では「1週間分をまとめて作る」よりも「2〜3日分」の方が何度も繰り返す事になり、何度も同じ工程を繰り返すのが良い練習となって調理スピードもあがりやすくなります。
2.同じ作業をまとめて行う
まとめて作りおきする時。実際に作る材料を買ってきてみると、その食材の量に圧倒されるかもしれません。
ですが、手順良く進めていけば、これらの材料を素早く料理に変えていく事ができます。
ポイントとしては、まずは材料を全てキッチンテーブルに広げて、使う材料を把握する事。
その中で、まずは「野菜類」「肉類」など大雑把に分けて、それらをまとめてカットしていきます。
- NG:食材を切る→ 料理する →次の料理の食材を切る
- OK:食材をまとめて切る → 料理を同時進行で作る
このようなイメージです。
「食材を分ける」「食材を切る」「食材を炒める」「食材を煮る」など、それぞれの調理工程を分けるようにして、バラバラでやらずに、同時にやれるものはまとめてやるとスピードが上がります。
3.片付けをしながら調理する
作る料理の量が多いので、必然的にキッチンのテーブルの上も狭くなりがちです。ですが、狭い場所での作業は、作業効率を大きく低下させてしまいます。
小さいテーブルの上に、何冊も参考書や教科書を置いて勉強するより、広々としたデスクで本を広げる方が勉強しやすいのと一緒です。
「調理スペースをしっかり確保する」を目的に、使った調理器具をテーブルの上に置きっぱなしにせず、せめてシンクの中に移動させて、「後でまとめて洗う」等の工夫をします。
4.同時進行で調理するのに慣れる
「1週間分をまとめて作りおきする」という事は、「料理を同時進行で作る」という事が必須です。
(料理を1品づつ作っていってたら、それだけで1日が終わってしまうかも…)
調理の同時進行スキルをアップさせるには、先程紹介した「片付けをしながら調理する」という他にも、電子レンジを活用して「ほったからし調理」の部分を増やしたり、自分自身の調理時間をうまくコントロールして、合間に別の調理工程を入れていく必要があります。
▶関連:調理の同時進行が劇的に上手になる5つのコツ(時短料理)
5.作り置きのレシピ本を実践
レシピや発想もない「ゼロからの状態」で、いきなり1週間分の作り置きを1日で作るのは難しいです。
そんな「はじめの一歩」を踏み出す時に便利なのが、作り置きのレシピ本。
こちらは、作り置きレシピ系の代表的な本で、多くの人が実際に参考しているものです。
本の中身は作り置き料理を作るのに必要な全ての調味料や材料はもちろん、
- 基本の作り置き おかず 14品
- ヘルシー作り置き おかず 13品
- がっつり作り置き おかず 14品
のように、まとめて作るのが前提でグループ分けされています。
さらに 実際のレシピも「タイムスケジュール」が明確で、どの料理をどのタイミングで作り初めて、どこの料理を同時進行でやるべき?なども一目瞭然となっていて、作り置きの練習用に最適な内容になっていました。
1週間分の作り置きをするのに、スーパーで実際にまとめて買ってくるべき材料の一覧(レシピに必要な材料)ものっているので、「まとめ買い」する時にも参考にしやすいはずです。