スーパーでまとめ買いをする時に、無駄な買い物を減らしたり、買った食材を余らせることなく使い切るための食材選びのコツをまとめました。
スーパーでのまとめ買いが時短料理に繋がる
料理を作るスピードが遅い人は、スーパーでの「まとめ買い」がおすすめ。
まとめ買いするという事は、ある程度1週間分の献立をイメージしておく必要があり、「早く調理しておかないと食材がダメになる」ので、必然的に「まとめ買い→まとめて作っておく」となります
常備菜などまとめて作る事に慣れると、同じ作業を調理工程別にまとめれるようになり、単品づつ作るよりもスピードアップ!
まとめ買いから、時短料理に繋がっていく理由です。
正しい「まとめ買い」のコツ&ポイント5つ
スーパーで「まとめ買い」をする時。なんとなく…で買ってしまうと、使い勝手が悪かったり、結局使わずにダメにしてしまう事もあります。
そんな失敗をしないためには、次の5つのポイントを抑えるようにしてみて下さい↓
予算をしっかり決めていく
基本的なことですが、大事なところ。「まとめ買い」するのは何日分の食材か?を把握した上で、1ヶ月にかける食費から逆算して、その日にまとめ買いできる金額を決めます。
最初のうちは2〜3日分程度の少なめのまとめ買いで、慣れてきたら1週間程度を目安に、10日以上の まとめ買いは、食材の保存期間的に作れる料理が限られてくるので避けた方が良いです。
予算をしっかり決める事で、無駄な買い物を防ぎ、目的に合わせて短時間で買い物を済ませる事もできます。
どうしても予算オーバーしてしまいがちな人は、そもそも持っていく財布に「予算分の金額しか入れない」という強行手段なら確実に予算を超える事はありません。
最初は作る献立を考えた方が良い
「まとめ買いをする時は、献立を考えずに食材から選ぶ方が良い!」という意見もあります。
家の冷蔵庫にある食材から献立を考える方が、発想力を鍛える事ができたり、無駄がなくなるメリットがあるためです。
ただ、まとめ買いに慣れてない時には、このやり方はオススメできません。
食材から献立を発想できるのは、よほど料理を作り慣れている人かプロの料理人の領域。作る事ができたとしても、いつも同じようなモノになってしまいがちです。
まずはレシピ本などを参考に、しっかりと献立を決め、それに必要な材料を家で考えてから「まとめ買い」する方が無駄がありません。
「家で献立を決める→まとめ買いする→無駄なく作る」の一連のサイクルに慣れてくると、食材から逆算して献立を決めれるようになっていきます。
▶関連:「1週間分の料理」まとめて作り置き!時短で作る5つのコツ
日持ち&使いやすい野菜を優先して買う
まとめ買いする時には、保存のしやすい野菜や、料理で使いやすい野菜を優先して買うようにしましょう。
炒めもの、煮物、生でなど、色々な使い方ができる野菜の代表は「キャベツ」「大根」「玉ねぎ」「人参」の4つの野菜が王道です。
一方で、もやし、トマト、レタスなどの野菜は痛むスピードがやや早めなので、買う時には注意が必要。
「まとめ買いした翌日に使う」事を前提にしたり、1〜2日以内にサラダで使う…という場合は買ってOKの野菜になります。
▶関連:常備で時短!自作「カット野菜」の種類(切って冷蔵保存)
肉類は小分けにできるタイプを優先
肉類はなるべく小分けにできるタイプを購入。塊肉はカットすれば小分けにはできますが、「時短で作る」という目線なら、はじめからカットしてある方がラクです。
スーパーから持ち帰った後は、パックのままで冷蔵庫に入れるのはNG。
肉から出た汁気(ドリップ)は、臭みの原因となるので、水気がない状態でラップに包み直して保存します。
100g程度の量に小分けにして、ラップに包んで冷凍保存しておくと、使いたい時に使いやすく便利で、冷凍する前に「下味調理」で漬け込んだまま冷凍すると、「解凍して焼くだけ」になるので、さらに時短に。
▶関連:冷凍解凍して焼くだけ!時短「肉の下味(漬け込み)」の種類
その他・アレンジしやすい常備食料を買う
なるべくアレンジしやすく使いやす常備食材を優先して買いましょう。
様々な料理で使える卵。そのままでも料理にも使える納豆。とにかく日持ちが長い「乾もの」。料理のかさ増しにも使いやすい豆腐類がおすすめです。
また、食材をアレンジしやすい方法にする他、作る料理そのものをアレンジ(リメイク)しやすい料理を優先して調理するアイデアもありますよ↓