共働きで働いている夫婦こそ時短料理を実践すべき。2人で一緒にやると色々なメリットがあります。
夫婦の時間がしっかりとれる
時短で料理する分、夫婦間の時間がとれやすくなります。一番分かりやすくて、実感もしやすいメリット。
料理に時間を取られていた部分で余裕ができるとは言っても、1日に何時間も時間が空くわけではなく、せいぜい数十分程度かもしれません。
ですが、仮に1日に10分程度の「空き時間」ができるとすると… 単純計算で年間で3650分の空き時間が発生。時間換算だと約61時間。日にち換算だと約2.5日もの空き時間が生まれます。
年間で2日半ほどの休日が生まれるのと同じ計算で、「わずかな時短」も馬鹿には出来ませんよね。
手順がシンプルだから手伝いやすい
時短料理は、短い時間で作れるものが中心です。また、時間をかける場合でも「冷蔵庫内で漬け込んでおく」「保温鍋に入れっぱなし」など、ほったらかし調理なので、ここでも手間はかかりません。
このように他の料理と比べると手順がシンプルで分かりやすいものが多いため、お互いに「ちょっと手伝う」事がやりやすいです。
例えば、2種類以上の野菜をカットして組み合わせて作る野菜ミックスは、「野菜を切って混ぜておくだけ」なので、「野菜だけ切っておいて!」のように、作業も振り分けやすいです。
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調味料やカットした野菜を組み合わせてフリーザーバッグに入れて、好みのお肉を入れて揉み込んだ後に冷凍保存する「漬け込み冷凍肉」も作り方は簡単。ですが、焼き上がりは本格的な味わいに。
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電子レンジを使った時短調理は、作業もシンプルで火も使わないので、容器が熱くなっている部分だけ親が受け持つようにすれば、子供も一緒に手伝ってもらいやすい調理内容になっています。
二人で食材管理をするので経済的に
夫婦一緒に(もしくは、それぞれが)料理をするので、冷蔵庫に入っている食料の管理も一緒にする事に。
「これは使っていい?」「お肉は、こんな風に使おう!」という感じで、お互いに使う食材を見ている状態になり、自然に「無駄な使いすぎ」を防げている状態に。
「1週間の料理を、日曜にまとめて作る」のような、よくあるやり方は、実際にそこまでまとめて時間をとる事が難しいので実用的ではありませんが、「2〜3日分をまとめて作る」ぐらいはよくやります。
短期間のまとめ作りのためにスーパーに食材を買いに行くので、買いに行く時もお互いに無駄がないように余計な買い物を減らせる効果も。
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夫婦で共通の会話が増える
「料理を時短で作る」という同じ行動をしている事は、夫婦での共通の趣味ができるのと似ている状態に。
「こんな風にやると手早くできたよ」「ここは時短でやると失敗だったかも…」「ここでは、もうちょっと味付け濃いめの方が良かったね」のような感じで、時短料理を軸に共通の会話が増えるはずです。
家電好きな旦那さんは、時短料理がもっとラクにできるキッチン家電や、便利グッズに興味がいき、奥さんへの相談ごと(買っていい?)での会話が増えるかも。
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夫婦でショッピングモールなどに出かける時は、これまでは立ち寄らなかったキッチン雑貨系のショップによって、「この道具は使えそう!」「これ、あったら便利じゃない?」みたいな話もできるようになりそうですね。
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遠慮なくサボれる
夫婦で時短料理を一緒にやる一番のメリットかもしれません。
一緒に色々工夫しながら時短料理をするのは楽しいものですが、これが「毎日の業務」となると、日々続けていくのは中々大変です。
ただ、大変な事を二人でやってるからこそ「今日は、コンビニ弁当でいいよね」「週1回ぐらいは外食しようか?」のような、手抜き(サボり)もお互いに気兼ねなくやりやすいはず。
どちらも同じ苦労が分かっている状態だからこそ、遠慮なくおサボりできるというわけです。
日々のご飯は時短料理で時間を有効に活用して、たまには余った時間を使って上手にサボる事が、さらなる夫婦円満にも繋がるかも!?